全員で同じツッコミが決まる。「とにかくっ!!早く桂さんを助けに行かないと・・!!」

新八は、ずれたメガネをかけ直して言った。「おう!そうじゃのう。ついてこい。」

都合のいい展開。こういう展開もありって事で!!

とにもかくにも季節外れの氷屋・銀ちゃん一行は坂本に導かれるまま桂を救出へと向かって歩みを進めた。

「・・ダリィ・・。」銀時がやる気なさげに呟く。「・・霧が濃くて前がよく見えませんね・・。」

新八は、そんな銀時を完全放置して一人ただ前に進む事だけを考えていた。

「そうアルか?アタシには丁度良い暗さネ!!」神楽は辺りの薄暗さと不気味さに相応しくなく上機嫌。

「氷ィ〜。金時いらんかぁ?今ならダメ人間軍団万事屋・銀ちゃん(従業員も含む)が付いてくるぜよ〜?」坂本が声を張り上げて叫んだ。

(バコッ!!)「うぉ!?」

坂本の顔面に蹴りがクリーンヒッツ!!!!「・・黙るアル・・。」犯人は神楽。

「坂本さん!!大丈夫ですかぁ!?」新八だけが唯一まともに心配をしていた。

「ボコッ!!」鈍い音。「お前も同罪だぁ〜!!」木刀を振り翳して銀時が言う。

犯人は言うまでも無い。「痛いですよ!!僕が何したっていうんですか!!」メガネのレンズを割りながら大声で抗議。

(ニタ・・)神楽と銀時は怪しい企みの笑いを浮かべて

「別にィ〜?」「・・うわっ!!何かむかつく。っていうか何て自己中な人達なんだ〜!!」

新八は壊れた眼鏡越しに異星人(神楽)とダメ人間(銀時)を見比べる。

「・・ふっ・・。」溜息にも似た笑いをもらした。「何アルカ!?今の笑いは何アルカ!?」

「テメェあれだろ!?今俺達の事見比べて『こいつらどっちもどっちにダメ人間だ。』とかちょっと思っただろぉ!?」

非難轟々。「・・当たらずとも遠からずってトコでしょうか・・?」

苦笑い。「テメェ!!調子乗ってんじゃねぇぞコラ!!」「そうアル!!この陰険アイドルオタクダメ男がっ!!」散々な言われようである。

「・・弱い犬程良く吠えるぜよ・・。」溜息。「コラ坂本!お前一人だけ無傷で済もうって訳じゃねぇよな?」「お?」

「愛の鉄拳。謹んで受け止めるアル!!」(ボコッ!!ボコボコ!!ドカッ!!)

お花畑で桂とエリザベスが追いかけっこ。「アハハ・・待て〜。エリザベスゥ〜。」

「・・・・。」追いかける桂は至極楽しそうだが、エリザベスは表情一つかえていない。て言うかかわんのかな・・?

※坂本さんが殴られているのでしばらく美しい映像でお楽しみ頂いております―。

「だいたいお前、こんな山奥に金時買うヤツなんかいる訳ねぇだろーが!!」(バコバコ!!)「こんなトコに連れてきてどうするつもりアルカ!?」(ボコボコ!!)

※音声に乱れが生じました。申し訳ございません。

―終了―

「・・尊い犠牲だったぜ・・。坂本。」「新八ィ!死んじゃダメあるぅ〜!!新八ィ!!」

「・・やめろ神楽。新八と坂本の死は無駄にはしない。」「・・銀ちゃん・・。」

(チーン。)「っておい!!僕はまだ死んでませんよぉ!?」割れたメガネをかけ直して新八が言う。「俺も・・まだ・・死んどらん・・ぜよぉ・・。」坂本は息も絶え絶え。

「・・ッチ!殺し損ねたアル・・!!」神楽は舌打ちをした。「・・こわっ!!」銀時は後ろへ退く。「あんたも共犯だろぉが〜!!」新八的確なツッコミ。

「まだつかねぇのかよ?桂の捕われてる場所には。」面倒くさそうに銀時。

「もうじきじゃき。ほら。もう見えちょる。」坂本いつの間にか完全復活。「早っ!!」

立ち込める霧が切れると・・そこには・・。「・・城・・!?」突然古びた城が現れた。